読書日記

アウトプット用です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

十角館の殺人 綾辻行人

芦田愛菜から辻村深月 から綾辻行人に たどり着くという異端なルート。 名前だけは知っていたけど、硬そうだなと思い避けていました。 読んでみると硬さはなく。 本格派ミステリーで 「めちゃ好きなやつじゃん。」でした。 「私ごときが犯人を見付けられるわ…

まなの本棚 芦田愛菜

15歳でこんなに本を読んでいる 15歳なのにこんな本を読んでいる。 経験値半端ないな。 もはや尊敬です。 自分もそうなっていたかったな。 この子、今後恐ろしいな。 いきるためにすることと自分のしたいこと、楽しいと思えることが一致する さらにそれが…

敏感すぎる自分を好きになれる本 長沼睦雄

HSPなんて言葉初めて聞いたけど 本屋のこの分野のコーナーを除くと HSPだらけ・・。 流行なんですね。 心理学系の本は必ずユング、フロイト、アドラーが絡んできます。 他人との境界線とか 心理的逆転とか 知っている言葉が色々 HSPが20パーセン…

メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信  内藤了

内藤了シリーズ初の60代主人公 これにまずびっくり。 「体を使って」よりは「頭を使って論理的に」 がこの本の魅力になります。 (もちろん体も使える限り使っているのですが) あやしかった外国人はあやしくなかったので予想がはずれました。 家に住むの…

紫のスカートの女 今村夏子

表紙だけを見ると ホラー?って感じですがそうではありません。 でもある種のホラー感は常につきまとってはいます。 自分の人生を二の次にしてまで追いたい誰か。 友だちになりたいがために間接的に自分の仕事場に面接に来させようとする執念。 不気味です。…

祝祭と予感 恩田陸

蜜蜂と遠雷が必要。 片手に読みたかったです。 そして改めて読みたいと思わせてくれる本でした。 最後の風間じんとホフマン先生の出会いを読んでから本編をもう一度読みたい。 短編なのでどれも読みやすいです。(文字大きいし) 本編の主人公たちがあまり出…

ゴールデンブラッド 内藤了

ONの後に書いた作品とは思えない。 が感想です。 デビュー作にありそうな展開だなと読んでいて思いました。 それにしても自爆テロの爆発の被害が生々しくて。 ニュースで聞くのとは全然違う。 なんかMOZUの世界観を思い出した。 本当かどうかはわから…

夢探偵フロイト 邪神が売る殺意 内藤了

今回は襲われないけど超身近に・・・。 あっという間の展開に。 おおーなるほどなー。 ここだったかー。 とページをめくる前に戻ることが多かった本でした。 今回はフロイト教授の実家が出て来ます。 登場人物の背景が徐々に出てくる感じなんだなと思いまし…

夢探偵フロイト てるてる坊主殺人事件 内藤了

マッドモランでは主人公が襲われないのが良い。 って感想を書いたばかりなのに。 まさかの今作では・・ 前回とは違い、立派に殺人が起きます。 ただ、何十年も前の未解決事件が この睡眠実験を通して解決されるという設定は少しぶっ飛んでいる気もしました。…

夢探偵フロイト マッドモラン殺人事件 内藤了

猟奇が売りの作者だと思っていた。 でもどの作品にも共通点が他にもう一つ。 料理の描写がとても豊かだということ。 今回は居酒屋は出てこないが 長野県名物と梅おにぎりのおいしそうさは異常。 夢と現実がどう結びついてくるのかなという疑問のもと読み進め…

今こそ韓国に謝ろう、そしてさよならを言おう 百田尚樹

この人ほんと韓国好きじゃないよな 感想第1です。(笑) 題名からしてそうだけど、読んでいて笑わずにはいられません。 日本が韓国の近代化を勝手にした。 その間にかなりの発展があったけれども それは韓国人の臨んだことじゃない。 特権社会の改革、農地…

超人脈術 DaiGo

新しい人間関係を築くため時に必要なものそれは相手に役立つ知識を与えることである。 トップギバーになるためには相手のためになることをする。その際に自分の時間を失ってしまうようでは意味がない。5分でできるかできないかを考えて、それを判断基準に行…

スゴイ稼ぎ方 山崎拓巳

お金の稼ぎ方よりも生き方の話が多めになっているように感じました。 収入を増やすためには本業に力を入れつつも副業をすることが大事だと書いてありました。本業に力が入るほど副業も成功に近づくようです(視野が多岐に渡るため) そんな時代が来るなと実…

think clearly  ロルフドべリ

1 考えるよりも行動しろ。 考えるのは簡単。でもすぐに思考の飽和点に達する。 だから行動しよう。やってわかることがたくさんある。 思考を探ってみてもたどり着くのは気分の波と取り留めもない感情と曖昧な思考だけ 2 計画を修正し続けろ 3可能な限りサ…

習慣が10割 吉井雅之

電子書籍です。 「能力の差はない。あるのは習慣の差だけ。」 この本のキャッチフレーズと言えます。 人の脳は耳から入ってきたものを本当だと思い込む。だからなんでも良い方向に考えられるようにだませと書いてありました。 マイナス思考の形成まで0.5秒な…

空腹こそ最強のくすり 青木厚

16時間の空腹によっておこるオートファジーが脂肪を分解し体をいい状態に保つ。 空腹時に体内で作られるケトン体。 これがエネルギーに変わることで生活していけるようです。 1日に3食は内臓を疲弊させ、体内の炎症を増長させる。 なんと恐ろしいことか。 こ…

中田式メンタル教本 中田敦彦

学ぶこと=自分に向いていることを探す。 できないこと、自分に合わないことをやり続けることほど不幸なことはない。 学ぶことは相手に喜んでもらうことを探すことにつながる。 まさにその通りだと思います。 やってみたいこと、やるべきですね。 実験だと思…

伝え方が9割 佐々木圭一

相手になにかをしてもらいたいとき(自分の目的があるとき)は頭に浮かんだ言葉をそのまま使わないこと、相手の頭の中を想像し、相手にメリットがあるように言葉を選んで使うことが大事だそうです。 逆で言うとしてほしくないことは相手にデメリットをイメー…

AIに負けない子どもを育てる 新井紀子

RSTテストを受けて見ました。点数のギャップがひどすぎる。 推論と具体例同定が極端に低い。逆にそれ以外は満点(笑) 私の弱点とは 文字を読んでいてもキーワードだけ拾って判断しがち、昔は通用していたが、今の時代にはつらいらしい。数学ができないけ…

営繕かるかや怪異譚 小野不由美

2度読みです。実害がなければ意志の力で無視できる。この本の本質ですね。 奥庭より(かってに隙間があく) 屋根裏に(河童の瓦) 雨の鈴(女が入ってきたら死ぬ) 異形のひと(気づいたら老人がすきまにいる) 潮満ちの井戸(井戸から悪いものがながれてく…

有り金は全部使え 堀江貴文

キリギリスになれ 衝撃的な一言です(笑) 以下心に留めておきたいポイントをまとめます。 恋愛市場からおりると一瞬でオヤジ化がはじまる。 遊びに投資して唯一無二の自分をつくろう 自分より仕事ができる人はたくさんいる。だからどんどん任せろ 食にはこ…

営繕かるかや怪異譚2 小野不由美

2です。 芙蓉忌(芸者の声) 関守(鬼にあった) まつとし聞かば(ねこ) 魂やどりて(着物) 水の声(死体が埋まっていた) まさくに(家の木の声) 収録です。 全体的に心霊要素もありつつもほっこりとしている そこがシリーズのおもしろいところです。 …

cover 内藤了

猟奇が過ぎるわ。 どうしてそこを切り取るの❓ って感じです。 二作目とあって藤堂シリーズとの関わりが前作よりもあったような気がします。 これからの関わりが楽しみです。 また幽霊の謎についても一歩踏み込みました。 三津田シリーズからの今作だったので…

厭魅の如き憑くもの 三津田信三

度肝抜かれるわ。 物語の重厚さに。 各章の題名にまさか意味を最後で持たせるとは。 出てくる人の名前が複雑で読むのが厭になるが、頑張って後半にたどり着くと止まることができなくなります。 伏線回収がされてるんだかされてないんだかわからないくらい複…

父が娘に語る経済の話 ヤニスバルファキス 関美和

なぜ、格差が生まれるのか。 なぜ、アボリジニがイギリスを攻めることがなかったのか。 それは土地の生産性の違いである。 物が採れない土地では自分たちで作るしかない(イギリス) だから技術が向上し、余剰が生まれる それが格差につながる。 最初の方は…

国語科授業を変えるアクティブリーディング 佐藤佐敏

文化資本の格差が家庭にあることを考慮せずに自由に文を書いていいはつらい。 (ダンスを習っていないのに自由に踊って良いよと言われるのと同じようなものだ。) 授業とは できないことができるようになること わからないものがわかるもの もっと知りたいと…

わかりやすさの罠 池上彰

ニュースをわかりやすく伝える仕事をしているだけあって 本の内容がすごくわかりやすいです。(硬くない。) 本と新聞とネットニュースの違いに触れながらも 特に本と新聞を読むことが大事だと何度も書いています 新聞を読み比べることが知る力の強化につな…

誰かの家 三津田信三

読みすぎている。 だから呪いとか忌まわしい言葉がすぐに頭に浮かぶようになってきた。 大丈夫かな?(笑) 題名に家があるので、「家に何かがいる」短編集となっています。 筆者の体験談が今まで読んだ作品よりも入っているので より現実感があったように感…

ついてくるもの 三津田信三

怪奇ホラー短編集 夢の家 ついてくるもの 祝儀絵 裏の家の子ども ルームシェアの怪 八幡の藪知らず 収録 テープ起こしより怖い というか題名の通りついてくるから 人がたくさん死ぬ。 面白いんだけど後味が悪い。 最後の方になると思わず 「え」 と言ってし…

小学校国語授業づくり はじめの一歩 広山隆行

本当に基本のこと 全ての授業づくりに言えるのではないか。 要点だけまとめることにする。 分からない語句は調べる前に予想を書く 話し手の向きの確認 席によって見方が変わってくるので始めに確認すると良い。 自由発言にするために ①1人の時は一人しかい…