読書日記

アウトプット用です。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

十角館の殺人 綾辻行人

芦田愛菜から辻村深月 から綾辻行人に たどり着くという異端なルート。 名前だけは知っていたけど、硬そうだなと思い避けていました。 読んでみると硬さはなく。 本格派ミステリーで 「めちゃ好きなやつじゃん。」でした。 「私ごときが犯人を見付けられるわ…

まなの本棚 芦田愛菜

15歳でこんなに本を読んでいる 15歳なのにこんな本を読んでいる。 経験値半端ないな。 もはや尊敬です。 自分もそうなっていたかったな。 この子、今後恐ろしいな。 いきるためにすることと自分のしたいこと、楽しいと思えることが一致する さらにそれが…

敏感すぎる自分を好きになれる本 長沼睦雄

HSPなんて言葉初めて聞いたけど 本屋のこの分野のコーナーを除くと HSPだらけ・・。 流行なんですね。 心理学系の本は必ずユング、フロイト、アドラーが絡んできます。 他人との境界線とか 心理的逆転とか 知っている言葉が色々 HSPが20パーセン…

メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信  内藤了

内藤了シリーズ初の60代主人公 これにまずびっくり。 「体を使って」よりは「頭を使って論理的に」 がこの本の魅力になります。 (もちろん体も使える限り使っているのですが) あやしかった外国人はあやしくなかったので予想がはずれました。 家に住むの…

紫のスカートの女 今村夏子

表紙だけを見ると ホラー?って感じですがそうではありません。 でもある種のホラー感は常につきまとってはいます。 自分の人生を二の次にしてまで追いたい誰か。 友だちになりたいがために間接的に自分の仕事場に面接に来させようとする執念。 不気味です。…

祝祭と予感 恩田陸

蜜蜂と遠雷が必要。 片手に読みたかったです。 そして改めて読みたいと思わせてくれる本でした。 最後の風間じんとホフマン先生の出会いを読んでから本編をもう一度読みたい。 短編なのでどれも読みやすいです。(文字大きいし) 本編の主人公たちがあまり出…

ゴールデンブラッド 内藤了

ONの後に書いた作品とは思えない。 が感想です。 デビュー作にありそうな展開だなと読んでいて思いました。 それにしても自爆テロの爆発の被害が生々しくて。 ニュースで聞くのとは全然違う。 なんかMOZUの世界観を思い出した。 本当かどうかはわから…

夢探偵フロイト 邪神が売る殺意 内藤了

今回は襲われないけど超身近に・・・。 あっという間の展開に。 おおーなるほどなー。 ここだったかー。 とページをめくる前に戻ることが多かった本でした。 今回はフロイト教授の実家が出て来ます。 登場人物の背景が徐々に出てくる感じなんだなと思いまし…

夢探偵フロイト てるてる坊主殺人事件 内藤了

マッドモランでは主人公が襲われないのが良い。 って感想を書いたばかりなのに。 まさかの今作では・・ 前回とは違い、立派に殺人が起きます。 ただ、何十年も前の未解決事件が この睡眠実験を通して解決されるという設定は少しぶっ飛んでいる気もしました。…

夢探偵フロイト マッドモラン殺人事件 内藤了

猟奇が売りの作者だと思っていた。 でもどの作品にも共通点が他にもう一つ。 料理の描写がとても豊かだということ。 今回は居酒屋は出てこないが 長野県名物と梅おにぎりのおいしそうさは異常。 夢と現実がどう結びついてくるのかなという疑問のもと読み進め…