読書日記

アウトプット用です。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の貧困の話をしよう 石井光太

貧困のスパイラルから抜け出す方法 それは地域で助け合うこと。 とてもとても簡単に言うと これであっていると思いますが なかなかそうはいかない現実です。 教育の重要性が痛いほどわかります。 学習ができないと底辺で働くしかありません。 いいように使わ…

本当の頭の良さってなんだろう 齊藤孝

中高生に向けて書かれていますが 大人が読んでも面白い本になっていると思います。 結局は本を読むことと、何事も前向きにとらえて自分の経験値にしていく。 この2点が生きてくうえで大事であると述べていると感じました。 受験すらも自分の得意不得意がわ…

凶鳥の如き忌むもの 三津田信三

まさかのラストにびっくり これ 斬新すぎ。 鳥人の儀の動機わかるけども このラストは衝撃的過ぎるわ(笑) 前半の丁寧な歴史的な説明 そして儀式が始まってからの怒涛の展開 そして最後がわりとあっさり 言哉のキャラ設定がとことん光る 作品になっています…

堕天使堂 内藤了

その教会には悪魔がいる。 その悪魔のもっている悪意の恐ろしさを感じることができます。 本当に悪魔ってあるのかもね。 ただ純粋な悪意について考えることってそんなになかったから ある意味、斬新でした。 教会の牧師と悪魔の勝負って 何か西洋的過ぎてな…

魍魎桜 内藤了

これまた今までと違うぞ 途中からなんか路線が変わってきたような 恋愛要素が色濃く出始めた気がします。 それにしてもいまだに明かされない仙龍の年齢。 その部分が本当に気になります。 今回は地滑りによって現れた坊主の骨をもっていったことにより 桜の…

犬神の社 内藤了

今まとは若干テイストの違いがあった気がしています。 人の怨霊に呪い殺されるのではなく 犬神を憑かされて殺されるからでしょうか。 恐怖を口に出してしまったら恐怖に支配される。 これにはかなり共感できます。 最後の終わり方も今までと違い ハラハラ感…

憑き御寮 内藤了

因縁の絡む資料は自然と火をだす。 これもまた本当にありそうで怖い。 ただこのシリーズは犯人がいないのがいい。 完全なホラーってやつですね。 立ち入り禁止に注連縄とか完全にNGですね。 今の日本にそういう土地ってあるのかな。 パグ男もサニワだろう…

首洗い滝 内藤了

前作同様にプロローグの書きっぷりがすさまじい。 一気にそこの世界に引き込まれるよう。 空気が変わるって経験したことがあるような気がする。 作者も本能で感じたことがあるのではないか。 一気読みしたせいで内容は なんとなくしか入ってこなかった気がし…

鬼の蔵 内藤了

今年で多分内藤了シリーズは全部読むことになるだろうな。 今回は曳家中心に物語が進んでいきます。 曳家なんて言葉を初めて知りました。 地鎮祭とかってやっぱり重要なのかもと思わされる本になりました。 今までのシリーズとは違い怪異を全面的に認めるも…