読書日記

アウトプット用です。

メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信  内藤了

内藤了シリーズ初の60代主人公

これにまずびっくり。

 

「体を使って」よりは「頭を使って論理的に」

がこの本の魅力になります。

(もちろん体も使える限り使っているのですが)

 

あやしかった外国人はあやしくなかったので予想がはずれました。

家に住むのもこの人たちではないと思っていたので・・。

女刑事のキャラ、家族それぞれの立場が最後の方でうまくまとめられていたと思います。

続編はなさそうです。

 

何よりも急に妻を亡くすと夫は何もできなくなる

ということを暗に伝えたかったのではないかと思ってしまいました。

 

細菌テロじゃなくて良かったです。

それだけにみんな動揺しすぎだし、そこまで確信がないのにこんなに封鎖するか。

という感じがしました。