読書日記

アウトプット用です。

159 授業を磨く 田村学

久しぶりの真面目な本。

おさえておかなければいけない。キーワードをまず確認します。

汎用的能力・・論理的に考えたり、他者にわかりやすく表現したりする実社会で活用できる能力

 

キーコンピテンシー・・情報活用、人間関係形成力 自立=人間力

OECD)                    (内閣府

 

これらの言葉は今後子どもたちをどう育たてるべきかの指針となるので必須となります

 

子どもの意欲をどう掻き立てるかを中心に話が進んでいきますが、最初に総合授業での方法が述べられているので、納得はしながらも、他教科での実践はむずかしいのでは?と思って読んでいました。

(体験活動なんて、主要と言われる5教科では毎回毎回難しいから。)

でもそこは問いの設定でカバーできるというわけです。

(ずれを生む工夫、理想へとのギャップなど)

 

そして各教科で身に付けた力が総合学習で生かされるべきだと・・・。

 

なんでこの本買ったのかなーと思っていたら答えは最後のほうにありました。

思考ツールを用いることで今の私の悩みは解決できそうです。

 

今はコロナで協働学習は難しいけど、そのうちやってみたいと思います。

 

教師力、授業力をあげるには、

・意図的な授業を行う

・子どもを変容させる(関心意欲の喚起、何かに気付く)

・複数の教師で教材研究

・評価のモデレーション

を学びました。

 

社会科で良く出てくる、時間空間軸についてもわかりやすくかかれており、最終的には買って良かったと思います。(イラストがわかりやすいし)