118 子ども力を高める授業 筑波小学校著
題名にひかれて手にとったけれども
昔昔の本でした。
新指導要領がそもそも違う。
今回は社会科についてだけ読みました。
社会科で育てるべく子どもとは
社会的な事象に興味関心が強い、自分からわきあがった疑問を粘り強く解決できる子どものことをさします。
これは今にも通ずる大事な理念だと思います。
最近は全体交流のもち方に課題、壁を感じていましたが、「一人一人の違いを学ぶ」という言葉を聞いて少し光が見えた気がしました。
学んでいく力→得た力→生かして拓く力
この順番で力が身に付くように単元構成を工夫する必要があるわけです。
何よりも学んだ力を実生活でどのように生かすか。
これが大事になってくるのでそこまで視野にいれて授業をつくる必要があります。
そうなったときに
「歴史でどうやるのさ。」
という問題が出てきます。
それについては自分なりの見方、考え方をつくっていける話し合いの場を設定することが大事としています。(見方考え方は現在起こっている事象にもかかわってきますもんね。)
やはりどの時代も「〇〇を通して何を身に付けさせるのか」
が常に大事なのですね。