そして、バトンは渡された 瀬尾まい子
料理描写が妙にリアル。
食べることが好きなのかな。
ちがう作品でも同様な感想をもったことが記憶に残っています。
今回は主人公の親が5人いる。
娘をまるでバトンのように次の親につないでいく物語です。
陰鬱な感じは一切ない。心温まるお話だなと感じました。
親が変わったからといって、愛情さえあれば子どもは曲がらずに育っていくものだ
ということを教えているように感じます。
またどんな苦境に立たされても自分をしっかり持ちさえすれば
だいたいのことは乗り切れるということも読んでいて感じました。
同じ世代の中高生が読むと良いのではないかと思います。
さすが本屋大賞1位の作品です。