読書日記

アウトプット用です。

127 伸びる30代は、20代の頃より叱られる 千田琢哉

一流の成功者は30代で必ずある経験をしているという。

 

それは

 

挫折を経験すること。

 

リストラ、クビなどの並の挫折ではない。

 

大病、倒産、投獄などの大きな挫折である。

 

ただし挫折をしたからと言って一流になれるわけではない。

 

挫折から一流になるための条件があるという。

 

「挫折から這い上がってやると決断すること」

 

決断したからこそ、そこから大きなパワーが生まれる。

 

そのパワーが人を超一流にする。

 

3300人のエグゼクティブと10000人のビジネスパーソンとの対話から一流の人物の共通点を見出した著者。

 

30代のビジネスパーソンに送る著書10冊目

 

内容紹介

 

章の構成

  

  プロローグ 致命的な挫折をしなければ30代を生きたことにならない。

  1. 仕事のしかた
  2. 勉強のしかた
  3. 上司との付き合いかた
  4. 部下との付き合いかた
  5. 同期との付き合いかた
  6. 顧客との付き合いかた
  7. お金との付き合いかた

  エピローグ 30代で先天的な能力と後天的な能力の比重が完全に逆転する

 

どの章でも伸びる30代と沈む30代の違いを対比しながら書いている。

例に挙げると伸びる「30代は100万円で一つのものを買う、沈む30代は100万円で100個買う」というような感じです。

 

今回は、特に心に残った4つの項目についての自分なりの解釈紹介します。

 

1 伸びる30代はいつでもクビになる覚悟がある。沈む30代はクビは死刑宣告と解釈する

 

クビになるならないの前にマインドの違いとして「会社に自分を高めさせてもらっている」と思えるかどうか。

 

自分を常に磨いてると思えるならクビになっても狼狽えることはない。

 

新たに成長した自分で新たに挑戦できるはずだから。

 

常に自分自身のために働く意識が大事ということがわかる。

 

 

2 伸びる30代は十の中にたった一つの長所を見つける。沈む30代は、十の中にたった一つの短所を見つける。

 

短所を探すのに知性はいらない。

 

長所を見つけて褒めるのは知性がないとできない。

 

どのようにして褒めるか、どのようにして活かすか。

 

それを常に考える人が知性を身につけることができる。

 

 

3 伸びる30代はペンを貸す。沈む30代はペンを借りる。

 

アイディアはいつどの瞬間に降りてくるかわからない。

 

マッチの火のようなものである。

 

その時にペンを持っているかどうかで人生が変わる。

 

アイディアを出せる人は多いがそれを表現できる人はごく僅か。

 

だからできる人はそのいつでもペンを持っていてアイディアを逃さないようにしてい

る。

 

逃し続けている人との差は歴然である。

 

 

4 伸びる30代は「すみません」を具体的行動で顧客に表現する。沈む30代はひたすら「すみません」と顧客に連呼する。

 

クレームはビジネスにおいて最大のチャンスである。

 

なぜなら期待を裏切られた相手のことが急に嫌いになって伝えるものだから。

 

「きちんと対応すれば嫌いが好きになりファンになってくれるかも知れない。」と

 まで言っている。

 

電話のみならず直筆の手紙を書いて

 

相手の「もう良いから」を引き出すことが大事である。

 

 

以上4点のことから私が実行することは3つ。

 

・ペンを携帯する

 

 これはすぐできそう。

 

・長所に目を向ける。

ちょうど通知表の時期ということもあり必然的にやることになる。

あと愚痴を言わない。成長に目を向けた言葉を必ず言う。

 

・クレーム、謝罪は電話+直筆で行う。

今までは電話しかしてこなかった。まずはやってみる。

ちょっとクレームが待ち遠しい。

 

 

最近叱られることがほぼない。挑戦していない証拠。

このままではまずい。