199 海の見える理髪店 荻原 浩
全部親子の関係について書かれています。
ただし視点がそれぞれ。
子供側だったり、サービス業側であったり、子を亡くした親側だったり。
理髪店にいろいろな客がきてどうこうっていう話だと思ったけど、全く違った。
題名の話は一つだけなんで驚きました。
なんか作者のものを見る目が素敵でした。
最後の話は同じ親として読むのはとてもつらかったです。
・理髪店、認知症の親との再会、急なさとがえり、子供のぼうけん、時計、成人式収録
短編ごとに読む側の感情が変わり揺さぶられます。
面白いな。