190 夏物語 川上未映子
なんとなく手に取った本。
人工授精、是か非か。
全体的に貧困の中で暮らす人の生活感が漂っていました。(特に第1部)
それでも人は強く生きていけるという部分に勇気をもらえます。
情景描写が細かい。イメージがわきやすい。(グロさもあります)
一つ一つの言葉が重くのしかかってくる感じです。
500ページ超、飛ばせなかったのですごく時間がかかりました。
久しぶりの主人公の気持ちになって本に入り込んだ気がしました。
だからなんかすごく疲れました。
体験を可能にしたすごい本です。
こんな生活自分はしたくないです。