201 京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男 花房観音
全然話は違うんだけどみすずさがしの旅を思い出しました。
作者の山村美紗に対する執念めいたものに共通点を感じたのかもなぁ。
山村美紗世代ではありません。
ドラマで名前を見るくらいな存在です。
ミステリは数々読んできましたが、そういえば一冊も読んだことなかったな。
小説に取りつかれていた美紗。
それを支える夫。共に戦った西村京太郎。
美紗の生い立ちにふれながら、これだけ活躍するに至った経緯。
がとてもわかりやすく、リアル感を感じます。
読んでみよう。
そして京都に行こうと思える本でした。
今の本業界を盛り上げる作者って誰だろな?
出版業界が逆らえないってすごい。
・幼少の病気がちだった美紗。本を読むか数学の問題を空想するか
・松本清張との出会い。トリックを語るその姿に惹きつけられ
・きつい叱責すらパフォーマンス(京都流)フォローを忘れない。
やったー200超えたー