122バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム 藤木稟
短編集です。
ロベルト、ローレン、サウロ、そしてまさかのジュリア。
それぞれの話です。
ロベルトと平賀のつながりの話、前に読みすぎてあんまり覚えていない。
ローレンと平賀の話が結構面白い。勝負に勝った方の言うことを聞く。という展開でしたが、平賀の語りがまぁうまいこと。これはずるい。論理的に話しながらの対戦きついけども。
サウロの過去もまぁすごい。捨てられた自分の過去なんて簡単に受け入れられないし、さらに悪魔祓いの過酷さと言ったら。
そしてジュリア。
もう遺伝子操作ぶっ飛んでるなという感じです。
最後に裏の総長からの語り、みたいな感じが世にも奇妙な物語を彷彿させます。
本編にスムーズにゴーを促します。