137 狂骨の夢 京極夏彦
読後の達成感がありますね。
それにしてもこんなに風呂敷を広げて
よく回収しきれるなという。
いや回収じゃない。
つながりが美しすぎる。
何よりも驚いたのが
主人公が全然出てこないこと。200ページ超でようやくですよ。
今回は髑髏をめぐった事件です。
骨を集めて甦らせようとするその様は狂気としか言いようがない。
京極堂の知識、思考力がないと解決なんて絶対できないですね。
前2作と違って、最後の終わり方が良かった気がしています。
・色の道とは無縁のお方←俺も枯れてみえるのかな?
・死後の世界は生きているものにしかない←これ名言だな。
・モウのけつ←洒落がきいてるわ
朱美トリック。
楽しかったけど疲れた。
漫画買おうかなぁ。