八獄の界 三津田信三
三津田信三シリーズの中でも、僕は異質だと思っています。
同じ作者だといつも感じられない。
唯一、ここだけはと思うのは擬音の使い方くらいかなと。
今回は八獄の界に閉じ込められます。(バスから結界内に)
その中で一人一人が姿を消していく。
小林少年の話の「ミスト」や「ファイナルデスティネーション」のようです。
(見たことないけど、ミストは聞いたことある。)
今回は犯人を見付けることができなかった。
それだけ意外な人物でした。(結界内の反作用を信じてしまった。)
ここ最近天気も霧ばかりです。
車屋で読み終えて帰るときがまさに霧最高潮の時でした。
現実とリンクするとは(笑)
良かった。うごめく触手に捉えられなくて。
最後まで残った登場人物たちどこにいったんだろうな。
そもそもこのツアーで黒術師は何をしたかったんだろう。