読書日記

アウトプット用です。

44 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート 谷瑞恵

物を通しての人の心情の書き方が上手。逆に物があるから心を表すことができるのか?
時計シリーズとは違い全体的に暗い進行です。


恋人をなくした故に。


本当に大きなショックな出来事が起こった時、誰かのせいにするしかないのかな。
どうしても深く考えてしまいます。
そうしている限り前に進むことができないとわかっていてもなお。


経験がないから理解することができない。
そして理解したくない。

 

考えないことを考える機会をもらえるのが本の良さだと再確認しました。


額に注目することで作品が変わるというのもわからない。
注目したことないからね。


読んで新しい視点を手にすることができました。


図像学と額の関わりはあるのかなぁ。


続編は出ないかな。


全員死という暗い過去をもっている。
(カレー屋、くおん堂、夏樹)

 

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