129 まことの華姫 畑中 恵
借りるという選択肢がなければ、きっと一生手に取らなかった本でしょう。
出会いに感謝です。
江戸時代に入り込むのに、60ページくらいかかりました。
幕の中で行われるちょっと特殊な人形劇
人形が真実を教えてくれるという面白い設定です。
超能力的な解決ではないのが、この本の面白いところです。
操る側の思考なのに、それを感じさせないです。
軽い気持ちで読み切りやすい本です。
猟奇シリーズの間にはさむのにはもってこいです。
・まことの華姫 十人いた 西国からの客 夢買い 昔からきた死 収録