スマイルハンター憑依作家 雨宮縁 内藤了
「虚構だと思って書くのと、虚構にすんで書くのとは違う。」
雨宮縁=内藤了
なのかなと思って読んでしまいました。
真っ白な部屋に机一つ。
ボタン一つで白い部屋の中が色々な風景に変わる。
各作品によって雰囲気を変える必要があるみたいなことを
いっていましたが、これ内藤さんやってるんじゃないのと思いました。
「じゃないとこんな幅広く本を出版できないのでは?」
犯人に少しずつ確実に迫っていく書き方に惹きこまれてしまいました。
今回はスマイルと悲しみの顔をコレクトする犯人の異常さがとてつもなかったです。
急に探偵まがいのことをすることになったわりには手際や頭の回転が速いなと
まぁそれが小説ですね。
サイコパスってこんな感じなんだな。
ウナギおいしそうだったな。
雨宮縁の過去に次回作はせまっていくのかな。
一日で読んでしまう面白さがありました。