読書日記

アウトプット用です。

水魑の如き沈むもの  三津田信三

水魑様を祀る4つの村。

水害が起こるたびに行われる沈深湖での増儀と減儀。

その儀式の中で起こった不可解な神男の死の真相は・・・。

 

今までの中で最長の作品(なんと700ページ超)

でも今はこのシリーズに入りきっている状態なのでなんなく読み終えることができました。(水使 水内 水庭 水分  そしてまさかの佐霧)

一作目との関係者の登場にかなりびっくりしました。

調べたけどわからず・・・。

今回初めて弱気になって

父だったらきっとな

と言哉君が思うシーンがとても

新鮮でした。

 

 

いつも通りの二転三転。

自分の予想が当たったと思いきや

最後の最後でやっぱり残念でした。

は毎度のことです。

 

最後の終わり方は結構好きです

悪いものは全てのみこまれ

村の再興を新たな人たちで行う

という雨からの晴れって感じです。

 

それにしても昔は人柱って本当にあったんだな。

いけにえの効果が半端ない。

 

「しろうか」ってあるの?