読書日記

アウトプット用です。

133 今昔百鬼拾遺 河童  京極 夏彦

中禅寺敦子、呉美由紀シリーズ第2弾

探偵益田が不動の位置に。

そして多々良先生。

相変わらずキャラが濃い人物ばかりです。

 

今回は河童です

品のない話がどんどん変化していく。

だって河童はお尻を見に来るんだから。

 

それが事件とどう結び付くのか

 

それはさすが京極先生です。

 

なぜ覗いていたいたのかが

 

しっかり動機と関わってくるんですからね。

 

品どうこうではないのです。

 

犯人だって必死ですよ。

 

いつの時代も変わらない差別

 

貧困階層

 

それでも人は力強く生きている。

 

それぞれの思いを持って。

 

一番重要な人物の思いの強さを特に感じました。

それがややこしい事件を産むんだけどね。

 

それにしても今回は結構人が死ぬのですが、死因がまさかのまさかでした。

めっちゃ悲しいやつです。

 

お尻が川に浮いているとかほんと嫌だな。

 

ある意味お馬鹿さんなんですね。

 

せつな悲しいというやつですね。

 

夏の終わりにおすすめです。

 

悲壮感がね。

 

やはり怖いのは結局は人なんですね。

 

 

 

多々良先生ぶっ飛んでます。

 

 

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