237 畏修羅 よろず建物因縁帳 内藤了
やはり本筋のストーリーが絡むと面白いです。
面白さが倍増します。
高いところで堂々と告白するその様が異様にかっこいい(笑)
同じ年とは思えない風格でした。
今回は相談役として会社にきたやつがまぁろくでもない。
これこそまさにゲスの極み。
「女を抱くのと女の誠を食い物にするのとではわけがちがうからの。」
という和尚の言葉がまさに的を射ているわけです。
というかなんでこんなやつに惚れるのって感じ。(主人公に同意)
年末にこんなやつを命がけでかくまうつらさ。
それも伽耶のためではありますが、
なんだかなという結末です。
春菜が呪いをとくために奔走する場面。職人たちがそれをみとめていると読み取れる描写。なんか素敵でした。
もう回り道ないで突き進んでほしいです。
神話に詳しくなれる本でもあります。
伽耶って名前が不気味。
イソラはいわずもがな。