読書日記

アウトプット用です。

176 異人館画廊3 幻想庭園と罠のある風景 谷 瑞恵

ブリューゲルの絵に係るお話です。

裏テーマに幼児虐待が入ってきます。

実際に絵を見たところ確かに不気味な感じをうけました。

図像学にこめられていた母のなんとしても子を守る意思

みたいなのは解説がないとわからなかったと思います(なんか嫌な感じなのよ。絵が)

 

島での話だったので、この前読んだ黒司の祠とイメージがかぶり払拭できなかった。

今回は千景のお父さんが割とでてきます。

あと少しだけ、透磨に心を許し始めたような。

 

ブリューゲルの絵を集めている、波田野氏に

絵を見せてと頼みに行くが、見せてほしいなら

庭を完成させろと言われる話です。(イカロスの墜落する風景の庭)